【絵本の選び方】知っておきたい選び方の基準3つ

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みなさんは普段どうやって絵本を選んでいますか?

絵本って本当にたくさんあって、どうやって選んだらいいか迷いますよね。

絵がかわいいとか、話がおもしろそうとか、みなさんそれぞれいろんな選び方のポイントがあると思いますが、絵本の選び方の基準があったら選びやすくなると思いませんか?

2019年5月18日の「すくすく子育て」では、「どう選ぶ?子どもの絵本」というテーマで、絵本の選び方のお話がありました。
絵本を選ぶときに参考にしたいお話が盛りだくさんでしたので、番組の内容をまとめてみましたよ。

 

この記事はこんな人におすすめ

・自分の子にどんな絵本を与えたらいいか迷っている人

・絵本の選び方を知りたい人

・絵本を読むことでどんな効果があるのか知りたい人


 

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絵本の選び方の基準

番組内で専門家の先生方がおっしゃっていた絵本選びの基準は下の3つでした。

①歌のように響く言葉(聴覚の刺激)

②わかりやすい、はっきりとしたデザイン(視覚の刺激)

③親子でやりとりができる

 

歌のように響く言葉(聴覚の刺激)

絵本の中に出てくる言葉のリズムや繰り返されるフレーズなど、歌のように響く言葉を赤ちゃんは気持ちいいと感じるようです。

赤ちゃんをあやすとき「あばばばば」「ぶぶぶぶぶ」など言いますよね。

このような言葉は音自体が赤ちゃんの体に響いてきて思わず笑っちゃうんだそうですよ。
ときには大人には何のことかわからない音でも、子どもにとってはとてもおもしろい音の響きになるんですね。

 

エリコ
エリコ

「いないいないばあ」の「ばあ」も、子どもが喜ぶ音の響きだね。

 

わかりやすい、はっきりとしたデザイン(視覚の刺激)

赤ちゃんの視覚はお母さんの体内から外に出て初めて発達していきます。
そのため、はじめはごちゃごちゃといろいろなものが描かれている絵より、わかりやすいシンプルな絵のほうが赤ちゃんは楽しめるそうですよ。

色使いもはっきりしたものを。

0歳のころはシンプルな絵本、年齢がだんだん上がるにつれて少しずつ複雑なデザインのものも読めるようになっていくでしょうね。

 

エリコ
エリコ

私が娘に初めて買った絵本も白と黒の2色しかない絵本だったなあ。

 

親子でやりとりができる

3つめのポイントは、本を読みながら思わず親子でやりとりをしてしまうような絵本です。
一緒に出てくる動物の真似をしたり、食べ物を食べる真似をしてみたり、絵本を使って親子で楽しんでみましょう。

 

0〜1歳におすすめの絵本

番組の中で先生がおすすめされていた絵本をご紹介します。

「ぽんぽんポコポコ」

「ぽ」という音は破裂音といいます。
そして、破裂音は子どもの興味を引く音と言われています。

 

エリコ
エリコ

日本語の破裂音は「か行」「が行」「た行」

「だ行」「ぱ行」「ば行」の音だよ。

 

「いないいないばあ」の「ばあ」も破裂音ですね。

この絵本のタイトルは「ぽんぽんポコポコ」、破裂音がいっぱい入っていて、響きがとても楽しそうです。

また、とてもシンプルな絵で、余計なものが一切描かれていなくてわかりやすく、親子でこのたぬきさんの真似をして「ぽんぽんポコポコ」とやりとりもできます。

上にあげた3つの基準を全てクリアしています。
さすが先生のおすすめですね。

こちらの絵本は絵本ナビで全ページ試し読みができますよ。
買う前に試し読みしてから決めたいですよね。

 

1〜2歳におすすめの絵本

1〜2歳におすすめということで先生がご紹介くださったのは「かおかおどんなかお」という絵本です。

1ページずつ顔がページいっぱいに描かれています。
子どもはもともと顔に興味があるので、小さい子どもにぴったりだそうですよ。

楽しい顔、悲しい顔、泣いた顔、など、いろんな表情が楽しめて、読むだけでも子どもが楽しむこと間違いなしです。
さらに、お父さんお母さんが実際にいろんな表情の顔を見せてあげたり、親子で一緒に顔の表情を変えて遊んだりすると、とっても盛り上がりそうですね。

 

エリコ
エリコ

1歳ごろはまだ物語絵本は難しいかも。物語よりこういう「もの」そのものが描かれている絵本がいいよ。

 

2〜3歳におすすめ絵本

2〜3歳におすすめということで先生がご紹介くださったのは、「どんどこももんちゃん」です。

ももんちゃんシリーズの中の一つですね。

子どもは2歳を過ぎると、だんだん物語がわかってきて、絵本の中の登場人物に自分を重ね合わせて見ることもできるようになってきます。

このお話の中のももんちゃんは川の橋を渡ったり山を登ったりクマと戦ったり?!いろんなことに挑戦するんです。
そんな勇敢なもももんちゃんを通して、子どもたちもさまざまな体験ができるでしょう。

また、この「ももんちゃん」の絵本は「どんどこ」など「ど」から始まるオノマトペ(擬音語擬態語)がふんだんに使われています。
「ど」も破裂音なので、子どもも聞いていて楽しいですね。

こちらの絵本は絵本ナビでちょっと試し読みができます。

 

読み聞かせのときに子どもが途中でめくって閉じてしまうときの対応

絵本を読み聞かせている最中に、子どもが勝手にページをめくってしまったり、絵本を閉じてしまったりした経験はありませんか?
私の娘は1歳ごろ、よく勝手にめくったり、勝手に終わらせたりしていました。
私はただ、絵本が嫌で読みたくないのかな、と考えていましたが、実はこの子どもの行動にも、ちゃんと意味があったんです。

こちらも番組内で専門家の先生がお答えくださいました。

 

閉じる=もう終わり、という子供の意思表示

絵本を勝手に閉じてしまうのは、「もう終わり」という子どもの意思表示だったんです。

えーママはまだ読みたいのに、って不満に思っていましたが、意思表示だということを知って、心が軽くなるような気がしました。
読んでほしいからって無理に読ませようとしていたけど、そんなに頑張らなくていいんだなって。

意思表示ができたんだと前向きに捉えたほうがいいとのことでした。

 

閉じる=今はその本を読むタイミングではない

それから、「もう終わり」にするということは、今はその本を読むタイミングではないということもおっしゃっていました。
気分が乗らないとか、絵が気に入らないとか、何か理由があるのでしょう。
今はその本を読まなくても、今後好みが変わって読むようになるとおっしゃっていたので、気長に待つのがいいですね。

私の娘も1歳後半ごろには見向きもしなかった本を、2歳半過ぎてからよく「読んで」って持ってきます。
捨てないでよかったなと思いました。笑

 

好きなページだけ読んでもいい

それから、途中でちょっと止まって見ているページがあれば、そのページが好きだということなので、そのページだけ読んでもいいそうです。
最初から最後まで全部読まなきゃと思わないで、好きなページだけと割り切れば、読み聞かせも楽になりますね。

見てないところではなく、見ているところに注目して、子どもが楽しいと思うことを一緒に楽しめるといいですね。

 

絵本の効果

絵本は子育てには欠かせないとよく言われますが、どうして?って思ったことありませんか?
いいと言われるからなんとなく読んでる、という人もいらっしゃるかもしれませんね。

絵本には親子の関係を作る上で、そして子どもの将来のためにも、とても有効なものです。

絵本の効果について番組内で先生がおっしゃっていたことは3つありました。

絵本の効果

親子のコミュニケーションツールになる。

子どもの想像力をつちかう。

子どもの学ぶ意欲につながる。

 

絵本は親子のコミュニケーションツールになる

絵本を読む時間というのは、親子で過ごす時間ですよね。
それで、「小さいころ楽しかったな」とか、「この人から愛されたな」という実感として絵本の読み聞かせの時間が子どもの心に残っていくとおっしゃっていました。

 

エリコ
エリコ

子どもは親の声を聞いて安心したり、親とやりとりすることで親と過ごす時間が楽しいって認識するよ。

 

日頃お仕事で忙しく、なかなか子どもと過ごす時間がないときにこそ、絵本の力を借りて、親子のコミュニケーションタイムを作ってみてください。

 

絵本は子どもの想像力をつちかう

わたしは「絵本は想像力を育てるってよく聞くけど、具体的にどういうこと?」と思っていました。

「想像力」というのは、具体的にイメージする力のことです。

 

エリコ
エリコ

「うさぎ」って聞いてどんなものを頭の中で考える?

「白くて耳が長くてぴょんぴょん跳ねる動物」っていうイメージが出ていたら、それは想像力があるってことだよ。

ムスメ
ムスメ

実際に見たことがなかったら、想像できないね。

 

子どもたちは絵本からものの名前を知り、そのもののイメージを頭に入れていきます。
どうやって動くか、どんな生き物か、人はどういうとき泣くのか、など、絵本から得た知識が想像力につながります。

それから、番組内で先生が、「現実の世界で嫌なことがあったな、というときも物語の世界を持っていることで現実を強く生きられる」とおっしゃっていました。
絵本の中で登場人物に自分を重ねたりして、絵本の世界を楽しむことができれば、もう立派な想像力の持ち主と言えますね。

 

絵本は子どもの学ぶ意欲につながる

絵本からはたくさんのことが学べます。
ものの名前、動物のこと、季節、友達とのかかわりなど・・・
絵本は自分の知らないことが知れるということが楽しいことだと教えてくれます。

しかし、絵本でお勉強することはよくないそうです。

 

エリコ
エリコ

ムスメちゃん、これは何か知ってる?

ムスメ
ムスメ

わかんなーい。

 

例えば「これは何?」といちいち答えさせたりとか、「どうしてこうなったかわかる?」など説明させたりとか。
こうなるともうお勉強ですから、間違えたら嫌な気持ちになって、絵本は楽しくないという気持ちになってしまうかもしれません。

絵本は楽しいと子どもに思ってもらうことが大切ですね。

 

絵本の対象年齢はあくまで目安

年齢に応じたものを読んだほうがいい?という質問をされたお母さんがいらっしゃいました。
たしかに、絵本の裏表紙によく「2歳から」とか「4歳以上」とか書いてありますよね。
私も対象年齢をけっこう気にしていましたが、先生のお答えは「あくまで目安」とのことでした。

4歳ぐらいでも0歳の子が読むような文字が少なくて絵がわかりやすいものを好む子もいるし、2歳でも4歳の子が読むような長い物語を読むのが好きな子もいるということですね。

対象年齢と合ってないからといって、読ませなかったりするのは、その子の好みを否定してしまうことになるので、読みたがっているものは読ませてみるのがいいですね。

 

絵本の選び方を知って、親子で絵本を楽しみましょう

絵本は年間なんと1000冊も新しいものが作られているそうです。
どんどん新しいものが出てくると、「これもよさそうだな」「あれも読んでみたいな」とあちこちに手を伸ばしたくなりますね。

どの絵本がいいかなって迷ったとき、今回の「すくすく子育て」の絵本の選び方を参考に子どもが喜ぶような絵本を選んであげられたらいいですね。

親子で楽しい絵本ライフをおくりましょう!

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