こんにちは!
香港で2歳娘をローカル幼稚園に通わせているエリコです。
香港で国際結婚して生活している人は、お子さんをローカル幼稚園に入れようと考えている人が多いと思います。しかし、一口にローカル幼稚園といっても、数が多すぎてどうやって選べばいいかわからないですよね。今回は、私の経験をもとに、ローカル幼稚園の選び方についてまとめましたので、ご覧いただけたら嬉しいです。
香港の幼稚園は3種類
日本人が通う香港の幼稚園は主に3タイプにわかれます。
1.ローカル幼稚園
2.インターナショナル幼稚園
3.日系幼稚園
今回は1のローカル幼稚園についてまとめていきます。
☆日系幼稚についてはこちらの記事をご覧ください♪↓
ローカル幼稚園はどんなところ?
ローカル幼稚園の特徴をまとめてみました。
- 園内の主要言語は広東語
- 英語と中国語の時間がある
- 政府から補助金が出る幼稚園は、授業料がとても安いまたは無料
娘が行っている幼稚園では、2歳児クラス(N班といいます)でも英語の時間があります。年少クラス(K1といいます)になったら中国語も始まるそうです。
また、2歳児クラスは補助金が出ないので、親が全額負担しなければなりません。年少クラスになったら、補助金が出るので、家計の負担はずっと軽くなりますね。
ローカル幼稚園の調べ方
では、実際にどうやって幼稚園を調べるのかを見ていきましょう。本屋さんに本も売っていますが、インターネットでも十分調べることができますよ。
教育局のサイトで調べる
教育局がまとめているこちらのサイトから調べることができます。

District:地区を選べます
School category:非営利団体が運営している幼稚園か、私立幼稚園かを選べます
Joining KG Education Scheme:幼稚園教育計画に参加している幼稚園かどうかを選べます
幼稚園教育計画というのは、政府が決めている幼稚園の教育計画のことです。これに沿った教育をしているかどうかで、政府からの補助金が出るかどうかが決まります。つまり、計画に参加している幼稚園を選べば、年少(K1)から授業料が安く、または無料になります。
下の地図の部分をクリックすると地区の幼稚園が一覧で出てきます。

PDFをダウンロードしてプリントアウトすることもできますよ。
幼稚園の名前をクリックすると、各幼稚園の情報を見ることができます。ここで知ることができるのはこのような情報です。
- 設立年
- 教室の数(教室、音楽室、美術室、体育室など)
- 園庭があるかどうか
- 園児の数
- 先生の人数と学位など
- 1年分の授業料
- 2歳児クラスがあるかどうか
子どもをどんな幼稚園に行かせたいか、希望や条件はありますか?もしあれば、このページである程度幼稚園の候補を絞ることができると思います。
「教育王国」で幼稚園の口コミを調べる
教育局のサイトで幼稚園の基本情報を調べたあとは、教育王国というサイトで各幼稚園の口コミを見てみましょう。
トップページを下にスクロールして行くと、左側にメニューが出てくるので、そこの「幼稚園一覧」をクリックします。

すると、地区と幼稚園の名前がずらっと並んで出てくるので、気になる幼稚園の名前をクリックします。

そうすると、掲示板が出てくるので、あとはタイトルをクリックすれば読むことができます。赤い線より上の部分は掲示板のルールのようなものなのであまり関係ないと思います。線より下の部分を見ていってください。

親子王国は広東語のサイトなので、すべて理解することは難しいですが、漢字なのでなんとなく意味がわかるところもあります。
実際にその幼稚園に通っている先輩パパママたちの口コミや面接の内容などが載っているので参考になりますよ。
二つの幼稚園で迷っている場合など、投稿すればアドバイスももらえます(英語で投稿しても大丈夫です)。
幼稚園の選び方の流れ
ここでは、私がどうやって娘の幼稚園を選んだかお話しします。私が幼稚園選びを本格的に始めたのは、入園の1年前ぐらいです。
①自分の希望の幼稚園の条件を考える。→私の場合は、園庭がある幼稚園!それから、家から近いこと。
②その条件と教育局のページと照らし合わせて、候補を絞る。
③幼稚園の場所を調べて、行きやすいかどうか、送り迎えができる範囲かどうか考える。
④「教育王国」で口コミを見て、どんな幼稚園か調べる。
⑤開放日などがあれば、行ってみる。
⑥願書を出して面接を受けてみる。受かったところに行く!
という流れでした。
願書提出や面接は8月〜11月ぐらい
面接を受けたい幼稚園が見つかったら、願書を提出します。これは幼稚園によって本当にさまざまな方法があるので、各幼稚園のウェブサイトをよくチェックしておいてください。
人気の幼稚園は願書提出期間が2日や3日しかなかったり、さらに何時から何時までと時間が決められていたりします。長いところは2、3ヶ月ぐらい受付期間があります。
オンラインで申し込めるところもあるし、幼稚園まで行って提出するところもあります。
面接を受けるのにお金がかかる
面接を申し込むときに、お金も一緒に払います。といっても、だいたい40ドルぐらいなので、そんなに高くないです。
費用が安いので、中には10ヶ所以上申し込む人もいるんです。数打ちゃ当たる戦法ですね。
ローカル幼稚園は校風がいろいろ
ローカル幼稚園はお勉強をたくさんするところ(広東語で「谷」と言われています)もあるし、遊びや子どもの好奇心を大切にするところ(「Happy School」と言われています)もあるし、幼稚園によって校風がさまざまです。選択肢が多いので迷うこともたくさんあると思いますが、自分の子がどんなふうに育ってほしいか考えて幼稚園を選ぶのもいいですね。
私も娘の幼稚園を探して悩んでいた1、2ヶ月は本当にストレスフルで辛かったです。でも、一生懸命悩んで今の幼稚園に入ることができてよかったなと思っています。
みなさんのお子さんも、楽しい幼稚園生活を送れますように!
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